21
日夜、
日本航空の
旅客機が
予約数が
定員を
上回るオーバーブッキングによって
欠航した
問題で、
乗客に
別の
便への
乗り換えを
呼びかけ
始めたのは
出発の
およそ45
分前で、
日本航空は
呼びかけの
タイミングや
方法が
適切だったか
見直すことにしています。21
日夜、
日本航空の
羽田発福岡行きの
最終便が
予約数が
定員を
上回るオーバーブッキングを
解消するのに
時間がかかり、
福岡空港の
運用時間内に
到着できなくなったため
欠航しました。
日本航空によりますと、この便には直前のキャンセルを見越して375の定員に対して401人の予約を受け付けていました。
しかし、乗客に別の便への乗り換えを呼びかけ始めたのは、座席の指定を済ませた人が定員に達した出発のおよそ45分前で、そこからオーバーブッキングの解消までおよそ1時間かかったということです。
今回の問題を受け、日本航空は乗客への呼びかけのタイミングや方法、予約を受け付ける上限の設定などが適切だったのか、見直すことにしています。
また、国土交通省も日本航空に対して、詳しい経緯の報告を求めるとともに再発防止に努めるよう指示しました。
福岡空港 騒音対策で離着陸認めず
福岡空港は市街地に囲まれているため、国土交通省が夜間の騒音対策として、午後10時から翌朝7時までの離着陸を認めていません。
空港事務所によりますと、天候の急変や機体の不具合など緊急時を除き、航空会社の都合による遅れは原則として認めていないということです。
日本航空ではオーバーブッキングが解消した午後8時以降の出発では、福岡空港への到着が午後10時を過ぎることから、欠航を決めたということです。