27
日、
仙台市太白区のコンビニエンスストアで
店員に
刃物を
突きつけ、
現金11
万円余りを
奪って
逃げたとして
仙台市の
職員で
バス運転手の
男が
強盗の
疑いで
逮捕されました。
逮捕されたのは、
仙台市太白区四郎丸に
住む市職員で
市営バスの
運転手中田健太郎容疑者(27)です。
警察によりますと、中田容疑者は27日午前2時半すぎ、仙台市太白区にあるコンビニエンスストア、「ファミリーマート四郎丸吹上店」で、レジにいた男性店員に刃物を突きつけて現金およそ11万5000円を奪ったとして強盗の疑いが持たれています。店員にけがはありませんでした。
複数の防犯カメラに車に乗って逃げる様子が映っていて、警察が捜査したところ、仙台市若林区の駐車場で同じ車を見つけ、近くにいた中田容疑者を逮捕したということです。
警察の調べに対し、中田容疑者は「借金の支払いのためにやった」などと容疑を認めているということです。
市によりますと、中田容疑者は嘱託職員としてことし10月から市営バスの運転手として勤務していて、27日は事件のおよそ4時間後の午前6時ごろから午後2時ごろまでバスに乗務していたということです。
仙台市交通局自動車部の氏家宏部長は「市民や利用者の信用を失墜する行為で大変申し訳ない。事実関係を確認して厳正に対処したい」と謝罪しました。