プロ野球、
西武から
大リーグ球団への
移籍を
目指す菊池雄星投手がマリナーズとの
契約に
合意したと、
アメリカの
複数の
メディアが31
日に
伝えました。27
歳の
菊池投手は
去年、
西武で14
勝を
挙げて、エースとしてリーグ
優勝に
大きく
貢献しました。
そして、
シーズン終了後にポスティング
システムを
使った
大リーグ入りを
目指して、
複数の
球団と
代理人を通じて
交渉を
行ってきました。
交渉の期限は、日本時間で3日までと定められていましたが、アメリカの複数のメディアは31日、日本時間の1日、菊池投手がマリナーズと4年契約で合意したと伝えました。
菊池投手は先月16日からロサンゼルス近郊に滞在し、自主トレーニングを行いながら球団との交渉に備えていましたが、31日の早朝に飛行機で移動して、マリナーズの本拠地のアメリカ北西部ワシントン州シアトルに入っていました。
関係者によりますと、菊池投手は近くマリナーズと正式に契約を結び、球団から発表される見通しだということです。
10年ぶりリーグ優勝に貢献
菊池投手は27歳。岩手の花巻東高校からドラフト1位で西武に入団し、73勝46敗、防御率2.77の通算成績を残しています。おととし、日本の左ピッチャーではプロ野球史上最速の158キロを記録するとともに、自身初のタイトルとなる最多勝と最優秀防御率の2冠に輝きました。
去年は、14勝4敗、防御率3.08の成績を残し、エースとしてチームの10年ぶりのリーグ優勝に貢献しました。