1日、
東京原宿の
竹下通りで
車が
暴走し
歩行者が
次々にはねられた
事件で
逮捕された21
歳の
男が
身柄を
確保された
際、「
人が
大勢いるところを
狙った。
上野でも
事件を
起こそうと
思った」と
供述していたことが
捜査関係者への
取材で
分かりました。
警視庁は、
年末年始で
人出の
多い場所で
無差別に
大勢を
巻き込もうとしたとみて
調べています。
1日の
未明、
東京渋谷区神宮前の
通行止めとなっていた
竹下通りを
軽自動車が140
メートル暴走し
歩行者9人を
次々にはねる
などして、
このうち練馬区の19
歳の
男子大学生が
意識不明の
重体になっています。
車を運転していて殺人未遂の疑いで逮捕された住所、職業不詳の日下部和博容疑者(21)は、身柄を確保された際、「人が大勢いるところを狙った」と供述していたことが捜査関係者への取材で分かりました。また、「年末年始の買い物客でにぎわう上野でも事件を起こそうと思った」という趣旨の話をしていたということです。
事件に至る経緯については「別の場所で車に積んでいた灯油に火をつけようとしたが、うまくいかず、車で通りに突っ込んだ」と供述していて、警視庁は、人出の多い場所で無差別に大勢を巻き込もうとしたとみて、動機の解明を進めています。