海上自衛隊の
哨戒機が
射撃管制用レーダーを
照射された
問題で、
岩屋防衛大臣は
自民党の
会合で、
自衛隊機が
適切に
活動していたことは
記録上、
明らかだとして
国際社会に
説明するとともに、
再発防止に
向けた
協議を
継続する
考えを
示しました。
先月、
海上自衛隊の
哨戒機が
韓国軍の
駆逐艦から
射撃管制用レーダーを
照射された
問題では、
韓国国防省が
今月4日、
韓国側の
主張をまとめた
映像を
公開し、
哨戒機の
飛行について「
威嚇的だった」と
非難したうえで
射撃管制用レーダーの
照射を
改めて否定しています。
この問題を受けて7日、自民党の安全保障関係の会合が開かれました。
会合に出席した岩屋防衛大臣は、改めてレーダーの照射は危険な行為で極めて遺憾だとしたうえで「自衛隊機がわが国のEEZ=排他的経済水域で適切に警戒監視活動を行っていたことは記録上、明らかで、国際社会にもしっかり説明したい。そのうえで、このような事案が二度と起こらないよう日韓の防衛当局間の協議は継続したい」と述べました。
また防衛省は7日、新たに韓国語版の映像を公開したことを明らかにしました。
会合では出席者から「国連安全保障理事会などに諮って日本の正当性を主張すべきだ」とか「韓国軍は北朝鮮の船を救助していたというが、日本のEEZで何をしていたのか、詳細を明らかにすべきだ」といった意見が出され、政府にきぜんとした対応を求めることで一致しました。