大阪 堺市の
竹山修身市長の
後援会が、
市長選挙を
支援した
団体から
受け取った
寄付金600
万円余りを
政治資金収支報告書に
記載せず、
政治資金パーティーの
収入でも
実際とは
異なる金額を
記載していたことが、
NHKの
取材で
分かりました。
竹山市長は、
内容がずさんだったことを
認め、
訂正するとしています。
政治資金収支報告書の
記載に
問題が
見つかったのは、
堺市の
竹山市長の
次女が
事務担当者を
務める「
竹山おさみ
連合後援会」です。
後援会は、平成29年の市長選挙で医師などの6つの政治団体から陣中見舞いなどとして合わせて730万円の寄付金を受け取っていましたが、8割以上に当たる615万円を記載していませんでした。
さらに毎年1月に開いている政治資金パーティーの収入は、最近の数年間、全く同じ金額が続き、実際とは異なる記載を繰り返していました。
竹山市長は、取材に対し「寄付は選挙で資金管理を手伝ってくれた人から次女への引き継ぎが不十分で、記載が漏れた。パーティーの収入は『目の子算』のアバウトな数字で、正確な金額ではない」と説明し、内容がずさんだったことを認めました。
そのうえで「収支報告の重要性への認識が甘かった。総点検して訂正したい」と話し、寄付金についてはすでに訂正しました。