安倍総理大臣はAPEC=アジア太平洋経済協力会議に出るために北京に行って、10日、中国の習近平国家主席と初めて会いました。日本と中国の関係が悪くなっているため、日本と中国のトップは、おととしの5月から会っていませんでした。
安倍総理大臣は、経済の関係を強くしたり、東アジアの安全を守ったりするために、日本と中国は協力していくことが大切だと伝えました。
習主席も「今日は、日本と中国の関係をよくしていく最初の1歩です。これからも、2つの国の関係をよくする努力を少しずつしたいです」と言いました。
この日の話し合いで、海と空の平和を守るために日本の自衛隊と中国の軍隊が緊急のときに連絡をするための準備をすることが決まりました。