アメリカの雑誌「タイム」は、1927年から毎年、世界で最も影響があった人やグループを「ことしの人」に選んでいます。
タイムは10日、2014年の「ことしの人」は「エボラ出血熱と闘う人たち」にしたと発表しました。医者やNGOの職員など、エボラ出血熱という病気が広がらないように頑張るみんなが「ことしの人」になりました。
アフリカの西側のシエラレオネやリベリア、ギニアなどの国では、エボラ出血熱で大勢の人が亡くなっています。WHOによると、治療をしていた医者や看護師なども346人が亡くなりました。
タイムは、「エボラ出血熱と闘う人たち」は「勇気と優しい心でずっと頑張ってきました。そして、自分を犠牲にして病気の人たちの命を助けました」と言っています。