20日の未明から朝にかけて発達した雨雲が次々と流れ込み、断続的に非常に激しい雨が降りました。
鹿児島空港では、午前6時半までの6時間に降った雨の量が201.5ミリに達したほか、この時間は熊本県に発達した雨雲がかかり、午前11時までの1時間には、熊本県が八代市に設置した雨量計で36ミリの激しい雨を観測しました。
前線の影響で、九州北部では20日の夕方にかけて激しい雨が降るおそれがあるほか、鹿児島県や宮崎県、それに熊本県などでは先週からの大雨で地盤が緩んだ状態が続いているところがあります。
気象庁は引き続き、土砂災害に警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意するよう呼びかけています。
午前11時半までの最高気温は、 ▽三重県熊野市新鹿で35度ちょうどとすでに猛暑日となっているほか ▽千葉市で34.9度、 ▽和歌山県新宮市で34.6度、 ▽東京の都心で34.5度、 ▽水戸市で33.7度など各地で厳しい暑さとなっています。 日中の最高気温は、 ▽埼玉県熊谷市と甲府市で36度 ▽東京の都心や水戸市、山口市で35度と猛暑日になると予想されているほか、 ▽横浜市や名古屋市、京都市で34度などと予想されています。 東京の都心で猛暑日になると今月3日以来17日ぶりになるなど、各地で久しぶりの猛烈な暑さとなるところもある見込みです。 こまめに水分を補給し、室内では冷房を適切に使用するほか、屋外で会話が少ない場面などではマスクを外して休憩するなど熱中症に十分注意してください。