大型で
強い台風5号は、
沖縄県の
東の
海上を
北東へ
進んでいます。
台風から
湿った
空気が
流れ込んで
前線の
活動が
活発に
なるため、
東日本の
太平洋側を
中心に
これから11
日にかけて
激しい雨が
降るおそれがあり、
気象庁は
土砂災害などに
十分注意するよう
呼びかけています。
気象庁の
発表によりますと、
大型で
強い台風5号は
午後4時には
沖縄県の
南大東島の
東北東160
キロの
海上にあって
1時間に35キロと
やや速度をあげて
北東へ
進んでいるとみられます。
中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心の南東側220キロ以内と、北西側70キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
沖縄県の大東島地方は暴風域から抜けましたが、このあと数時間は風が非常に強い状態が続くほか、海上は10日夜遅くにかけて大しけが続く見込みで、気象庁は暴風や高波に警戒を続けるよう呼びかけています。
台風はこのあと日本の南の海上を北東へ進み、11日月曜日には東京の伊豆諸島や小笠原諸島に近づくおそれがあります。
台風から湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になっていて、この時間は伊豆諸島に発達した雨雲がかかっています。
午後3時までの1時間には伊豆諸島の青ヶ島で45ミリの激しい雨を観測しました。
東海や関東甲信ではこれから11日にかけて局地的に激しい雨が降り、特に伊豆諸島では1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意するよう呼びかけています。