アルゼンチンは、前半からエースのメッシ選手を中心に攻めますが、クロアチアの組織的な守備を前にゴールを決めることはできず、0対0で折り返しました。
逆にクロアチアは後半8分にカウンター攻撃から素早いプレッシャーをかけ、相手ゴールキーパーがクリアミスしたところをレビッチ選手が、ボレーシュートで決めて先制しました。
クロアチアは後半35分にも司令塔のモドリッチ選手が、鮮やかなミドルシュートを決めリードを広げました。クロアチアは、試合終盤にもだめ押しのゴールを決めてアルゼンチンを突き放し、3対0で快勝しました。
クロアチアは2連勝で1998年のフランス大会以来5大会ぶりの決勝トーナメント進出を決め、前回大会準優勝のアルゼンチンは、1敗1引き分けとなり、1次リーグ突破へ窮地に立たされました。
アルゼンチン監督「最初の失点の不運が重く」
アルゼンチンのサンパオリ監督は、「敗戦の一番の責任は、監督である私にある。最初の失点の不運が私たちに重くのしかかり、感情的になって試合を壊してしまった」と話しました。また、「メッシ選手を生かしてアルゼンチンに有利な状況を作ることができなかった。試合の状況を打開する作戦を持てなかった」と悔やんでいました。