新型コロナウイルスの
感染拡大を
受けた
現金10
万円の
一律給付について、
北海道の
東川町は、
緊急に
現金を
必要とする
町民を
対象に30
日、
先払いを
始めました。
給付金の先払いは、町民の間で、収入の大幅な減少などが起きており、より早い対応が求められるとして、緊急に現金を必要とする世帯を対象に東川町が始めました。
地元の金融機関の協力のもと、申請した世帯に対し1人当たり10万円を無利子で融資する形で行われ、返済には後日、国から一律給付される「特別定額給付金」が充てられます。
先払いは30日から始まり、町内の金融機関では、早速引き出す人や通帳に記帳して現金が振り込まれているかを確認する人の姿が見られました。
町によりますと30日は、28日に申請のあった28世帯に給付されたということです。
通帳の記帳に訪れた70代の男性は、「予定どおり振り込まれていました。ありがたいです。洋品店を営んでいますが、全く客が来ないので困っていました」と話していました。
東川町の市川直樹副町長は「町民に1日でも早く給付金を届けたいという思いで先払いを行いました。有効に使ってもらいたいです」と話していました。