リオデジャネイロオリンピックの
卓球で
2つのメダルを
獲得した
水谷隼選手が
世界選手権に
向けた
練習公開で
取材に
応じ、
自身の
目の
不調について「
今の
状態だと、
なかなか継続してプレーできないかもしれない」と
心境を
語りました。
水谷選手は、ことし
1月の
全日本選手権で10
回目の
優勝を
果たしたあと、
去年の
初めごろから
客席が
暗く、
卓球台に
照明が
当たったり、LEDの
看板が
近くにあったりした
会場の
場合、
ボールが
見えにくく
なるなど、
目に
不調を
感じていたことを
明らかにしていました。
13日は東京 北区で世界選手権に向けた日本代表の練習公開のあと、報道陣の取材に応じました。
水谷選手は目の状態について「つらい部分もすごくある。ことしで全日本選手権に出場するのを最後にすると決めたのも、目の影響がものすごく大きい。今の状態だとなかなか継続してプレーできないかもしれない」と心境を語りました。
水谷選手は、照明などの影響を避けるため、サングラスをかけて試合に臨むこともあり、今月21日からの世界選手権について「新しいサングラスを用意してもらい、少しずついい状態になってきている。今回は多くのサングラスを持って行くので、1ゲームごとに替えながらプレーしようと考えている」と話しました。
そして「現役生活は東京オリンピックに出場できればオリンピックで終わるし、出場できなければ、その時点で終わる。個人戦の世界選手権に出場するのは今回が最後になるので、最後の1球まで悔いのないようにプレーしたい」と述べ、2年に1回行われる世界選手権の個人戦への出場は、今回が最後になるとの考えを示しました。