2日夜、
東京 千代田区の
皇居周辺や
港区、
新宿区など、
都内の
複数の
場所でドローンのような
不審な
物体が
光を
点滅させながら
飛行しているという
目撃情報が
相次ぎました。
都市部の
人口密集地などでは、
原則ドローンの
飛行が
禁止されていて、
警視庁が
確認を
進めています。
2日夜8時ごろから10
時ごろにかけて、
東京都内の
複数の
場所でドローンのような
不審な
物体が
光を
点滅させながら
飛行しているという
目撃情報が
相次ぎました。
最初に東京 千代田区の皇居周辺で警備にあたっている警察官が赤と白の光を点滅させながら飛行する物体を目撃したということです。
その後も、千代田区の霞が関や半蔵門、それに港区の赤坂や青山、新宿区の国立競技場付近などでも目撃情報があったということです。
いずれも赤と白の光を点滅させながら飛行していたということで、最初の目撃から2時間半ほどたった2日夜10時半ごろまでに、目撃情報はなくなったということです。
都市部の人口密集地や空港の周辺、それに皇居など重要施設の上空では、原則ドローンの飛行が禁止されています。
警視庁は、情報が寄せられた時間帯に不審な人物や車両が目撃されていなかったかや、落下したものがないかなど、確認を進めています。
ドローン 航空法などで規制
ドローンについては、航空法で人口密集地や空港周辺などの上空は、国土交通省の許可がなければ飛行させることができないとされています。
また平成27年に総理大臣官邸の屋上にドローンが落下しているのが見つかった事件を受けて新たに法律が施行され、皇居や国会議事堂、霞が関の中央省庁といった重要施設などの上空でドローンを飛ばすことが原則禁止されました。