163
キロの
球速を
マークした
岩手大船渡高校の
佐々木朗希投手が、ことし
初めての
公式戦となる
春の
岩手県大会に
先発し、
3回無失点の
内容でした。
大船渡高校の
佐々木投手は
先月、18
歳以下のワールドカップに
向けた
日本代表候補の
紅白戦で
最速163
キロを
計測し
注目を
集めています。
佐々木投手にとってことし初めての公式戦となる春の岩手県大会の地区予選が釜石市の球場で行われ、およそ3000人の観客が集まりました。
この試合で先発した佐々木投手はコントロールを重視したピッチングで、球速はプロ野球のスカウトのスピードガンで139キロにとどまりましたが、3回をヒット1本無失点に抑えました。
打っては2安打2打点の活躍で、チームは17対2の5回コールドで勝ちました。
佐々木投手は「きょうは4割から5割程度の力で投げました。フォアボールもなく、勝つことができてよかった」と話していました。
またプロ野球ソフトバンクのスカウトは「能力の高さは分かっているが、投球の精度がよくなっていると感じた。余裕のある投球でも零点に抑えたのはよかったと思う」と話していました。