6日未明、
宇都宮市の
国道で、
パトカーから
逃走していた
車が
対向車線に
はみ出して
軽乗用車と
衝突し、
軽乗用車を
運転していた
男性が
死亡しました。
6日午前3時20分ごろ、宇都宮市西原町の国道4号線で、パトカーから逃げていた乗用車が対向車線にはみ出し、前から来た軽乗用車と衝突しました。
この事故で、軽乗用車を運転していた宇都宮市茂原の会社員、工藤達也さん(46)が病院に搬送されましたが、胸を強く打っておよそ1時間半後に死亡しました。
一方、パトカーから逃走していた乗用車に乗っていた男性2人も病院に搬送され、このうち1人は腹などを強く打って重体となっているほか、もう1人も足の骨などを折る大けがをしているということです。
乗用車は、巡回中のパトカーが停止を求めるため赤色灯をつけたところ逃走し、対向車線にはみ出して軽乗用車と衝突したということです。
また、乗用車を運転していた男性からはアルコールが検出されたということで、警察はさらに詳しい状況を調べています。
栃木県警察本部機動警察隊の渡邉竜人副隊長は「追跡手法に問題はないと考えているが、亡くなられた方にはお悔やみ申し上げます」とコメントしています。