イランのロウハニ
大統領は、
8日、
日本時間の
8日午後2時すぎ、すでに
核合意から
離脱した
アメリカの
トランプ政権への
対抗措置として、
核合意の
一部の
義務に
従わないことを
表明しました。
具体的には、
核合意で
求められてきた
濃縮ウラン
などの
国外への
搬出に
従わないとしていて、
今後、
ヨーロッパなどとの
協議が
不調に
終われば、
本格的な
核開発の
再開も
辞さないとしています。
一方で、引き続き、核合意の枠組みには、とどまるとしています。ただ、今回の表明で核合意の枠組みを維持することが事実上困難となる見通しで、イラン情勢をめぐる緊張が一層高まるおそれがあります。