先月、
大阪の
堺警察署が
1人暮らしで
亡くなった79
歳の
男性の
遺体を
遺族に
引き渡した
際に、
誤って
別人の
遺体を
渡していたことが
分かりました。
警察によりますと
堺警察署は
先月19
日、
市内で
亡くなっているのが
見つかった
1人暮らしの79
歳の
男性の
遺体を
遺族が
引き取りに
来た
際、
同じように
1人暮らしで
亡くなり、
霊安室に
安置されていた
別の59
歳の
男性の
遺体を
誤って
渡したということです。
遺族は引き取った遺体を火葬して葬儀を済ませましたが、先月27日になって、警察が引き取り先が見つからなかった59歳の男性の遺体を市役所に渡そうとして、取り違えていたことに気付いたということです。
警察によりますと霊安室で遺体を安置する際には、手首に名前を書いたバンドを付けたり、遺体を入れる袋にシールを付けたりしていますが、担当した警察官は「霊安室にはご遺体が1体しかないと思い込んで名前を確認しなかった」と話しているということです。
堺警察署は遺族に謝罪したということで、「ご遺族には大変なご迷惑をおかけしました。再発防止を徹底します」とコメントしています。