일본어 뉴스: プーチン大統領国民の生活苦認める弱みを見せるのは異例

プーチン大統領だいとうりょう国民こくみんの生活せいかつ苦く認みとめる弱よわみを見みせるのは異例いれい

Jun 21, 2019 05:06

Furigana

ロシアのプーチン大統領だいとうりょうは、国民こくみんの質問しつもんに直接ちょくせつ答こたえる恒例こうれいのテレビ番組ばんぐみに出演しゅつえんし、この中なかで、近年きんねん国民こくみんの生活せいかつが苦くるしくなったことを率直そっちょくに認みとめました。強つよい指導しどう者しゃを演出えんしゅつすることが多おおいプーチン大統領だいとうりょうが、こうした弱よわみを見みせるのは異例いれいで、国民こくみんに理解りかいを求もとめ支持しじをつなぎ止つなぎとめたいねらいがうかがえます。プーチン大統領だいとうりょうは20日にち、国民こくみんの質問しつもんに直接ちょくせつ答こたえるテレビ番組ばんぐみに出演しゅつえんし、司会しかい者しゃから「人々ひとびとは生活せいかつが苦くるしくなったと感かんじているが、どう思おもうか」と質問しつもんされたのに対にたいして「全まったくそのとおりだ。最もっとも重要じゅうような問題もんだいと考かんがえている」と答こたえました。

そして、経済けいざい低迷ていめいの理由りゆうとして欧米おうべいによる経済けいざい制裁せいさいや、ロシアが輸出ゆしゅつの柱はしらとする地下ちか資源しげんの価格かかくの不振ふしんをあげたうえで、ここ数すう年ねん、家計かけいの所得しょとくが減少げんしょうしていることを率直そっちょくに認みとめました。

一方いっぽう、プーチン大統領だいとうりょうは「所得しょとくが最もっとも落ち込おちこんだのは2016年ねんで、今いまは回復かいふくしつつある」と述のべ、最悪さいあくの時期じきは過すぎたと、国民こくみんに理解りかいを求もとめました。

強つよい指導しどう者しゃを演出えんしゅつすることが多おおいプーチン大統領だいとうりょうが、こうした弱よわみを見みせるのは異例いれいのことで、経済けいざいの悪化あっかに加くわえ、年金ねんきん制度せいど改革かいかくやインターネット規制きせいに対にたいする不満ふまんが高たかまり支持しじ率りつが低迷ていめいするなか、国民こくみんの支持しじをつなぎ止つなぎとめたいねらいがうかがえます。