東京 奥多摩町では、
台風19
号の
影響で
道路が
崩落して
住民およそ100
人が
孤立していますが、
歩行者が
通れる
仮設の
通路が
設置され、
歩いて
人の
行き来が
できるようになりました。
奥多摩町の西部にある日原地区は、台風19号の影響で地区につながる都道が崩落し、およそ50世帯100人が孤立した状態になっています。
東京都と町が、人が歩いて通れる幅1メートルほどの仮設の通路を設置し、21日から歩いて人の行き来ができるようになりました。
ただし、崩落か所につながる都道は「斜面がさらに崩落するおそれがある」などとして、およそ10キロの区間で通行止めが続いていて、今回新たに設置された仮設の通路も、地元の住民や工事関係者などに利用が制限されています。
町などは、この通路を活用して援助物資を送るなど、住民の支援活動を進めたいとしています。
一方、都道を車が通行できるまでに本格的に復旧するには、今後数か月かかる見通しで、日原地区の孤立状態の解消のめどは依然として立たないということです。