Japanese News: 東京都新型コロナ「通常医療との両立困難生じ始めている」

東京とうきょう都と新型しんがたコロナ「通常つうじょう医療いりょうとの両立りょうりつ困難こんなん生しょうじ始はじめている」

Dec 3, 2020 18:12

Furigana

東京とうきょう都内とないの新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん状況じょうきょうなどを分析ぶんせき・評価ひょうかする「モニタリング会議かいぎ」が開ひらかれ、感染かんせん状況じょうきょうは最もっとも高たかい警戒けいかいレベルを、医療いりょう提供ていきょう体制たいせいは上うえから2番目ばんめのレベルを、それぞれ維持いじしました。専門せんもん家かは「通常つうじょう医療いりょうとの両立りょうりつが困難こんなんな状況じょうきょうが生しょうじ始はじめている」と述のべ、通常つうじょう医療いりょうの継続けいぞくのためには、新規しんき陽性ようせい者しゃと重症じゅうしょう患者かんじゃの増加ぞうかを防ふせぐことが最もっとも重要じゅうようだと指摘してきしました。会議かいぎでは、2日にちまでの7日間にちかん平均へいきんで、都内とないで新あらたな感染かんせんの確認かくにんがおよそ443人にんとなり、1週間しゅうかん前まえのおよそ400人にんから、さらに増加ぞうかしたと報告ほうこくされました。

専門せんもん家かは「重症じゅうしょう化かリスクが高たかい高齢こうれい者しゃの感染かんせんが増加ぞうかしている。感染かんせん経路けいろが多岐たきにわたり、日常にちじょう生活せいかつのなかで感染かんせんするリスクが高たかまっており、極きわめて深刻しんこくな状況じょうきょうになる前まえに、感染かんせん拡大かくだい防止ぼうし策さくを早急そうきゅうに講こうじる必要ひつようがある」と指摘してきしました。

そして、先週せんしゅうに続つづいて、感染かんせん状況じょうきょうを「感染かんせんが拡大かくだいしていると思おもわれる」という最もっとも高たかい警戒けいかいレベルにしました。

一方いっぽう、医療いりょう提供ていきょう体制たいせいは、「体制たいせい強化きょうかが必要ひつようであると思おもわれる」という上うえから2番目ばんめの警戒けいかいレベルを維持いじしました。

会議かいぎでは、専門せんもん家かから、今週こんしゅう、入院にゅういん患者かんじゃ数すうが1600人にんを超こえる水準すいじゅんとなり、通常つうじょう医療いりょうを行おこなっている病床びょうしょうを新型しんがたコロナウイルス患者かんじゃ用ように転用てんようしているという説明せつめいがありました。

専門せんもん家かは「新型しんがたコロナウイルス患者かんじゃのための医療いりょうと通常つうじょう医療いりょうとの両立りょうりつが困難こんなんな状況じょうきょうが生しょうじ始はじめており、今後こんご、医療いりょう機関きかんは、さらに予定よてい手術しゅじゅつなどを制限せいげんせざるをえなくなる」と述のべ、通常つうじょう医療いりょうの継続けいぞくのためには、新規しんき陽性ようせい者しゃと重症じゅうしょう患者かんじゃの増加ぞうかを防ふせぐことが最もっとも重要じゅうようだと指摘してきしました。