11
日の
東京株式市場、
日経平均株価は3
万5000
円台に
値上がりしています。
取り引き時間中に3
万5000
円台をつけるのはバブル
期の1990
年2
月以来およそ33
年11
か月ぶりです。
11日の東京市場は、10日のニューヨーク市場で主要な株価指数がそろって値上がりした流れを受けて、取り引き開始直後から半導体など幅広い銘柄に買い注文が出ました。
さらに、外国為替市場で、円相場が1ドル=145円台まで値下がりするなど円安傾向が続いていることから自動車など輸出関連の銘柄も値上がりしました。
日経平均株価、午前の終値は10日の終値より668円80銭、高い、3万5110円52銭で、取引時間中としてはバブル期の1990年2月以来、およそ33年11か月ぶりに3万5000円台をつけました。
東証株価指数・トピックスは、44.17、上がって、2488.65、午前の出来高は9億8345万株でした。
市場関係者は「堅調な企業業績などを背景に投資家の間で景気の先行きへの期待感が高まっている。ただ、きょうも600円以上値上がりするなどこの4営業日での値上がり幅はおよそ1800円と急速なペースとなっていて、一部の投資家からは警戒感も出ている」と話しています。