일본어 뉴스: トリチウム含む水処分「海洋放出以外もっと検討を」市民団体

トリチウム含ふくむ水みず処分しょぶん「海洋かいよう放出ほうしゅつ以外いがいもっと検討けんとうを」市民しみん団体だんたい

Oct 20, 2020 18:10

Furigana

東京とうきょう電力でんりょく・福島ふくしま第だい一いち原子力げんしりょく発電はつでん所しょで増ふえるトリチウムなどを含ふくむ水みずの処分しょぶんをめぐり、原子力げんしりょく政策せいさくに提言ていげんなどを行おこなってきた市民しみん団体だんたいは、海洋かいよう放出ほうしゅつありきではなく、陸上りくじょうで長期ちょうきに保管ほかんして放射ほうしゃ性せい物質ぶっしつの量りょうが減へるのを待まつなど、ほかの選択肢せんたくしをもっと検討けんとうするべきだとする声明せいめいを出だしました。福島ふくしま第だい一いち原発げんぱつで増ふえるトリチウムなどの放射ほうしゃ性せい物質ぶっしつを含ふくむ水みずの処分しょぶんについて、国くには、基準きじゅん以下いかに薄うすめて海うみに放出ほうしゅつする方法ほうほうを軸じくに最終さいしゅう調整ちょうせいを進すすめているとみられます。

しかし海洋かいよう放出ほうしゅつについては、国くにの公聴こうちょう会かいや意見いけんを聞きく会かいで反対はんたい意見いけんが多おおくあがり、風評ふうひょう被害ひがいの心配しんぱいなどから全国ぜんこく漁業ぎょぎょう協同きょうどう組合くみあい連合れんごう会かいも「絶対ぜったい反対はんたいである」としています。

原発げんぱつ政策せいさくに提言ていげんなどを行おこなってきた市民しみん団体だんたいの「原子力げんしりょく市民しみん委員いいん会かい」は20日にちオンラインで会見かいけんを開ひらき、反対はんたいの声こえをないがしろにして海洋かいよう放出ほうしゅつを決定けっていすることはあってはならないとしました。

そして、大型おおがたタンクなどで長期ちょうき保管ほかんをして放射ほうしゃ性せい物質ぶっしつの量りょうが減少げんしょうするのを待まったり、モルタルで固かためたりする、ほかの選択肢せんたくしをもっと検討けんとうすべきとの声明せいめいを出だしました。

また、廃はい炉ろを残のこり30年ねん余あまりで終おえるとする国くにと東京とうきょう電力でんりょくの計画けいかくには無理むりがあるとして、時間じかんとともに放射ほうしゃ性せい物質ぶっしつが減へる特性とくせいを利用りようし、壁かべなどで防護ぼうごをしながら100年ねん以上いじょうかけて進すすめるべきとしました。