一方、
岸田総理大臣は、ロシアのプーチン
大統領が
アメリカとの
核軍縮条約「
新START」の
履行停止を
一方的に
主張したことに、
唯一の
戦争被爆国の
立場から
強い懸念を
表明するとともに「
過去77
年間の
核兵器不使用の
歴史がけがされることがあってはならない」と
述べ、
核軍縮の
議論を
先導して
いく考えを
示しました。
また、ウクライナ支援について、岸田総理大臣は、現地で最も必要とされているのは、ロシアと戦う装備品だとしながらも、日本は殺傷能力のある武器を提供することには制約があると指摘しました。
そのうえで、日本ならではの形で、人道や復旧・復興支援を続けていくと強調し、電力不足に対応する関連機材のほか、地雷の探知機や除去機などの供与を進める方針を示しました。
さらに、ウクライナが再び世界の食糧庫として穀物を世界に供給できるよう、農業生産能力の回復に向けた取り組みのほか、教育や文化財保護の支援なども拡充していく考えを示しました。
そして、岸田総理大臣は5月のG7広島サミットなど、今後の国際舞台で日本の外交力を発揮できるよう最大限努力していくと強調しました。
一方、岸田総理大臣は、ウクライナ情勢を背景にした世界的な物価高騰にも引き続き、警戒が必要だとして、電気料金の負担軽減策も含めた国内の対策にも遺漏なく取り組んでいくと説明し理解を求めました。
みずからのウクライナ訪問 “検討中”
みずからのウクライナ
訪問については「
安全確保や
秘密保護など
諸般の
事情も
踏まえながら
検討しているところであり、
時期など
具体的に
決まっているものは
現在ない」と
述べました。
G7広島サミット “ウクライナ政府との連携 協力を緊密に”
G7
広島サミットについては「
招待国や
招待機関については、
関係国との
意見交換も
行いながら
議長国として
検討しているところで、
まだ決まっていない。
ただ、ゼレンスキー
大統領含め、ウクライナ
政府との
連携や
協力を
緊密に
実施して
いくことは
重要だ」と
述べました。
G7広島サミット “核兵器のない世界目指す機運を”
また「ロシアの
動きによって
核兵器のない
世界に
向けた
道のりは、
一層、
厳しいものになっているがだからこそ
厳しい
安全保障環境という
現実を、
核兵器のない
世界という
理想に
結び付けて
いくのか、
現実的かつ
実践的な
取り組みを
進め、
国際的な
機運を
一層高めていくことが
重要だ」と
述べました。
そして「G7広島サミットを再び核兵器のない世界を目指そうという国際的な機運を盛り上げ、反転させる機会にしたいという思いで議長国としても議論をリードしていきたい」と述べました。
G7広島サミット “ロシアを関与させること 考えていない”
G7
広島サミットにロシアを
関与させる
考えは
あるか
記者団に
問われ「ウクライナ
侵略についても、
核使用の
威嚇についても、
非難されるべきはロシアであることは
間違いなく、G7
広島サミットにロシアを
関与させることは
考えていない」と
述べました。
プーチン大統領への働きかけ “今の時点で予断を持たず”
ロシアのプーチン
大統領に
直接、
働きかける考えはないのか
記者団に
問われたの
に対し「ロシアの
強硬な
態度を
考えると、
今はまず
国際社会が
結束し、ロシア
に対する強い制裁とウクライナ
支援を
行って
いく意思を
明確に
示していくことが
求められている」と
述べました。
そのうえで「そうした取り組みを進める中で、情勢の変化を注視していくというのが、わが国の現時点での姿勢で、それから先のことについては、今の時点で予断を持って申し上げることは適切ではない」と述べました。
“第三国の対応について明確なメッセージを”
中国がロシアに
軍事支援を
行った
場合の
対応を
問われたの
に対し「
中国との
対話やG7=
主要7
か国の
議論を
踏まえて
対応して
いく。
明確な
メッセージを
国際社会に
発して
いくことが
重要で、
わが国としても
第三国の
対応についてメッセージを
発し
続けていかなければならない」と
述べました。
自民 茂木幹事長「支援策を着実に実施」
自民党の
茂木幹事長は、
国会内で
開かれたウクライナ
避難民の
支援について
考えるシンポジウムであいさつし「ロシアによる
侵略は、われわれが
長年にわたって
構築してきた
国際秩序を
揺るがしかねない
事態を
招き、
インフレの
進行をはじめ、
世界経済にも
大きな影響を
与えている」と
指摘しました。
そのうえで「侵略を一刻も早く止めるためには、強力な対ロシア制裁と、国難に直面するウクライナの人々に寄り添った支援が重要だ。今後も政府・自民党で連携して支援策を着実に実施していく」と述べました。
立民 泉代表「戦闘が続いていることを大変憂慮 悲しい思い」
立憲民主党の
泉代表は、
記者会見で「
今なお戦闘が
続いていることを
大変憂慮し、
悲しい
思いだ。
力による
現状変更や
領土の
侵略を
国際社会と
して
許してはいけないし、
政府も、ロシアの
即時撤退やウクライナの
復興に
取り組んで
いくべきだ」と
述べました。
そのうえで、岸田総理大臣が検討しているウクライナ訪問について「まだ果たせていないのは残念だ。5月のG7広島サミットまでに訪問するのであれば、国会にもしかるべき話があると思うので、真摯(しんし)に対応していきたい」と述べました。
立民 安住国対委員長「首相のウクライナ訪問 貢献ならば協力も」
立憲民主党の安住国会対策委員長は、記者団に対し「日本の総理大臣がウクライナに行くことが、この戦争を一日も早く終わらせるために大きな貢献をするのであれば、国会として協力することはやぶさかではない。しかし、ウクライナに行くことで支持率を上げようといったよこしまな考えであれば、行くのを止めたい」と述べました。
コメ価格3か月見通しの指数上げ幅最大に猛暑の影響懸念も
コメの取り引き関係者に調査した向こう3か月のコメ価格の見通しを示す8月の指数は、調査を始めて以降、最も大きく上がりました。農協が生産者に仮払いする「概算金」を引き上げる動きが相次いでいることが背景にあり、新米価格が上がるという見方が広がっています。
N2
Source: NHK
78
Sep 5, 2025 11:09
小泉農相 “コメ使った食品の輸出を後押し”
政府がコメを増産する方針を打ち出す中、小泉農林水産大臣は、供給先として輸出が重要になるとして、コメを使った食品の輸出を後押ししていく考えを示しました。
N2
Source: NHK
21
Sep 5, 2025 17:09
突風か建物の壁崩れトラック横転けが人も
台風15号の影響で、静岡県牧之原市や吉田町などでは建物の壁が崩れたり、トラックが横転したりするなど、突風によるとみられる被害が相次ぎました。焼津市や宮崎県西都市などでは、けが人もでています。各地の被害をまとめました。
N2
Source: NHK
20
Sep 5, 2025 17:09
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