保釈された
日産自動車のカルロス・ゴーン
前会長が、12
日に
予定されている
日産の
取締役会への
出席を
希望し、
東京地方裁判所に
許可を
求めていることがわかりました。
裁判所は11
日にも
出席を
認めるか
どうか
判断を
示すものとみられます。
特別背任などの
罪で
逮捕・
起訴された
日産自動車の
前会長カルロス・ゴーン
被告(65)は、
今月6日に10
億円の
保釈金を
納めて
東京拘置所から
保釈され、
都内の
住居などで
過ごしています。
ゴーン前会長の弁護を担当する弘中惇一郎弁護士は11日朝、報道陣の取材に対し、前会長が12日に予定されている日産の取締役会への出席を希望していることを明らかにしました。
前会長は取締役としての義務があるとして出席を希望しているということですが、取締役会に出席するには事前に東京地方裁判所の許可を得ることが保釈の条件となっていて、弁護側はすでに裁判所に許可を求めているということです。
裁判所は11日にも出席を認めるかどうか判断を示すものとみられます。
また弘中弁護士は、ゴーン前会長の記者会見について弁護団が本人と協議し、近く日程や会場などを決めたいという考えを明らかにしました。