アフリカ北東部のエチオピアで10
日、
旅客機が
離陸直後に
墜落して
乗客乗員合わせて157
人全員が
死亡した
事故で、
機長が、
問題が
生じたとして
引き返そうとしていたことが
分かりました。
運輸当局は
原因の
究明に
向けて
飛行状況や
操縦室内の
音声を
記録した
装置の
回収を
急いでいます。10
日、エチオピアの
首都アディスアベバから
隣国ケニアに
向かっていたエチオピア
航空の
旅客機が、アディスアベバ
近郊で
墜落し
乗客乗員合わせて157
人全員が
死亡しました。
旅客機は離陸して6分後に連絡が途絶えていて、エチオピア航空のCEO=最高経営責任者は記者会見で、管制官との交信記録から、機長が、問題が生じたとして引き返そうとしていたことが分かったと明らかにしました。
旅客機はボーイング737型機で定期検査では異常は確認されなかったということで、政府の運輸当局は、原因の究明に向けて飛行状況や操縦室内の音声を記録した装置の回収を急いでいます。
一方エチオピア航空によりますと乗客の国籍はカナダやイタリア、中国など30を超え、国連の職員も含まれていましたが、日本の外務省によりますと、現地の大使館を通じて日本人は含まれていなかったことが確認されたということです。