世界の
国や
地域の「
幸福度」をランキングにした
国連の
報告書がまとまり、
日本は
去年より
4つ
順位を
下げて58
位でした。
G7=
主要7か国の
中で
最も低く、
台湾や
韓国を
下回りました。
国連は
7年前から、
1人当たりの
GDP=
国内総生産や
健康に
生きられる
年数、
社会の
自由度などを
数値化し、
世界の
国や
地域の「
幸福度」をランキングにしています。
20日に発表されたことしの報告書によりますと、フィンランドが2年連続で1位になったほか、2位にデンマーク、3位にノルウェーが続き、福祉や教育が充実している北欧諸国が上位を占めました。
このほかイギリスが15位、アメリカが19位でした。
日本は去年より順位を4つ下げて58位でした。
長寿国だけあって「健康に生きられる年数」は上位だったものの、「社会の自由度」や「他者への寛大さ」を評価する数値が低く、主要7か国では最下位でした。
アジアでは、25位の台湾、34位のシンガポール、54位の韓国などを下回りました。
このほか中国が93位、政治や経済の混乱が続く南米のベネズエラは108位となり、最下位の156位は、紛争が続き去年8月に和平協定が結ばれたアフリカの南スーダンでした。