新型コロナウイルスの
感染拡大に
歯止めがかからないことを
受けて、
政府の
分科会は、
感染者が
多く
今も
拡大傾向が
続く東京都などでは、
感染拡大の
大きな要因となっている
飲食を
通じた
感染を
抑えるために、
飲食店などの
営業時間のさら
なる短縮要請が
必要だとする
新たな
提言を
示しました。
この中で
分科会は、
今の
感染の
状況について、
首都圏の
感染者が
多く
都市部から
周辺に
感染がしみ
出すように
広がっているとして、
大都市での
感染を
抑えなければ
地方での
感染を
抑えることは
困難だとしています。
そして、東京都など、もともと感染者数が多く今も感染の拡大傾向が続く地域では「これまで対策が取られてきたにもかかわらず感染が増加している」として、人の移動や接触を減らすことを含めたさらなる強い対策が不可欠だと強調しました。
そのうえでこうした地域では、
▽忘年会や新年会は基本的に見送ること、
▽帰省は控えることや延期や分散して行うことを含め慎重に検討すること、
▽イルミネーションは早めに消灯し、カウントダウンイベントなどについても、オンラインで開催するなど混雑を避けることを強く求めました。
さらに、会食や飲食を通じた感染拡大のリスクを徹底的に抑えるために、飲食店などの営業時間のさらなる短縮要請が必要だとしていて、国にも対策を後押しするよう要請しています。
また、こうした地域以外でも
食事の際には
▽静かに食べることや、
▽家族やいつもの仲間で4人以下ですいている場所を選ぶこと、
▽会話をするときはマスクを着けて、少なくともハンカチなどで口元をおさえることを求めているほか、
年末の買い出しや初売りで出かける際は、少人数で、混雑する時間を避けること、それに、
▽帰省については、感染防止策を徹底し大人数の会食を避ける対応が取れない場合には慎重に検討するよう求めました。