大学三大駅伝の1つ、
全日本大学駅伝が
行われ、
駒沢大が
最終8
区で
青山学院大を
突き放して、2
年連続14
回目の
優勝を
果たしました。
全日本大学駅伝は、「箱根駅伝」、「出雲全日本大学選抜駅伝」と合わせて大学三大駅伝と呼ばれていて、オープン参加の学連選抜2チームを含む27チームが出場しました。
レースは名古屋市の熱田神宮から三重県伊勢市の伊勢神宮までの8区間、106.8キロで争われ、前半は順位がめまぐるしく変わる展開となりました。
先月の「出雲全日本大学選抜駅伝」を制した東京国際大が6区でトップに立ちましたが、続く7区で、4位でたすきを受けた駒沢大のエース、田澤廉選手が力走をみせて1分36秒あった差を逆転し、首位に立ちました。
最終8区は距離が19.7キロと、もっとも長く、8キロ付近で青山学院大の飯田貴之選手が駒沢大に追いついて激しい競り合いとなりましたが、残り2キロ付近で駒沢大の花尾恭輔選手がスパートをかけて突き放し、5時間12分58秒で2連覇を果たしました。
駒沢大は歴代最多を更新する14回目の優勝です。
3年ぶりの頂点を目指した青山学院大は、8秒差の5時間13分6秒で2位となり、3位は順天堂大、4位は国学院大、5位は東京国際大でした。