母親の
木村響子さんと
弁護団は16
日、
東京・
霞が関で
記者会見し、
番組の
過剰な
演出などが
原因で
花さんはひぼう
中傷を
受け
自殺に
追い込まれたとして、フジテレビと
制作会社に対して賠償を
求める訴えを
来年、
東京地方裁判所に
起こす考えを
明らかにしました。
裁判を通して番組の制作過程などを明らかにし責任を追及したいとしています。
また、響子さんの弁護士によりますと提訴に先駆けて番組の台本や未放送の動画などを証拠として調べるよう裁判所に申し立て、ことし10月に認められたということです。
会見で木村響子さんは「問題について真摯(しんし)に説明してくれていれば本音としては裁判までは起こしたくなかったです。会社側は裁判所の決定に応じていませんが、何も演出がなかったならば情報開示できるはずです。花に申し訳ないことをしたと思うのであれば、形ばかりの謝罪ではなく、すべてを明らかにしてほしい」と話しています。
フジテレビ「現段階ではコメントを控えさせていただきます」
木村花さんの
母親、
木村響子さんが
訴えを
起こす考えを
明らかにしたことについて、フジテレビは「
まだ訴訟を
起こされていない
現段階では、コメントを
控えさせていただきます」としています。
また、証拠に関する裁判所の決定については「適切に対応してまいります」としています。
制作会社の「E&W」は「本件につきましては係争中につき、全てコメントは差し控えさせていただきます」としています。