カザフスタンで
行われたレスリングの
世界選手権から
女子の
日本代表が
帰国し、
大会3連覇を
果たして東京オリンピックの
代表に
内定した
川井梨紗子選手は、「
これまでで
いちばん重みを
感じる金メダルです」と
心境を
話しました。レスリングの
世界選手権は、
今月14
日からカザフスタンで
行われ、オリンピックで
実施される
階級では、
男子1人、
女子4人がメダルを
獲得し
東京オリンピックの
代表に
内定しました。
23日午後、女子の日本代表チームが成田空港に帰国し報道陣の取材に応じました。
このうち女子57キロ級で大会3連覇を達成した川井選手は「間違いなく自分がレスリングをやっていて、いちばん濃くて、いちばん短期間で成長できた道のりだった。これまででいちばん重みを感じる金メダルです」と心境を話しました。
川井選手は、62キロ級で銅メダルを獲得した妹の友香子選手とともに念願の姉妹でのオリンピック代表内定で、「言い続けてきた目標だが改めて現実になると『本当になったんだ』という不思議な気持ちがします」と喜びをかみしめました。
東京オリンピックの目標については「妹と2人で金メダルを取れるように頑張りたい」と話しました。
女子76キロ級で銀メダルを獲得し東京オリンピックの代表に内定した皆川博恵選手は、「すごく自分の成長を感じるし、今までやってきたことは間違いではなかったと思えた。試合に挑む心構え、技術の向上などすべてがうまくかみ合ってくれた。オリンピックでは、金メダルを取れるように頑張りたい」と話していました。