大リーグで
1年目の
シーズンを
終えたエンジェルスの
大谷翔平選手がアメリカンリーグの
新人王の
最終候補3人のうちの
1人に
選ばれました。
新人王は
今月12
日に
発表されます。
大リーグのアメリカンリーグとナショナルリーグの
新人王は、
レギュラーシーズンの
成績を
対象に、
全米野球記者協会の30
人の
記者による
投票で
決まります。
投票はすでに
終わっていて、
それぞれのリーグで
得票が
多かった
上位3人が、
新人王の
最終候補として
5日、
発表されました。
アメリカンリーグでは、ピッチャーとして4勝をあげ、バッターでは22本のホームランを打ったエンジェルスの大谷選手が最終候補の1人に選ばれました。
ほかの2人はいずれもヤンキースで、サードのレギュラーに定着し、ホームラン27本、打率2割9分7厘を残したミゲル・アンドゥハー選手、セカンドを守りホームラン24本を打ったグレイバー・トーレス選手が選ばれています。
大谷選手は大リーグ1年目で、「野球の神様」と呼ばれるベーブ・ルース以来、99年ぶりにピッチャーとして4勝以上、バッターとしてホームラン10本以上の成績を残すなど投打の二刀流で新たな記録も作ったことから、アメリカの専門誌「ベースボール・アメリカ」は大リーグの新人王の選考を独自に行って、大谷選手を選びました。
また、アメリカの全国紙「USAトゥデー」も5日、独自の選考として、大谷選手をアメリカンリーグの新人王に選んだと発表しました。
大リーグの新人王の受賞者は今月12日に発表され、大谷選手が選ばれた場合、日本選手では野茂英雄投手、佐々木主浩投手、そして2001年にイチロー選手が受賞して以来、4人目となります。