北海道電力は
地震のあと
停止していた
苫東厚真火力発電所の
4号機について、
安全が
確認されたとして25
日未明から
再稼働させました。
北海道最大の
火力発電所、
苫東厚真発電所は、
地震によって
1号機、
2号機、
4号機が
運転を
停止し、
大規模停電の
きっかけとなりました。
北海道電力は、今月19日に出力35万キロワットの1号機を再稼働させましたが、出力が最も大きい70万キロワットの4号機はタービンから火が出たため、当初、復旧が11月以降になるとしていました。
北海道電力によりますと、点検の結果、タービンの損傷が見込みより小さいことが分かり、24日から試運転を行っていましたが安全が確認されたとして、25日午前3時から再稼働させたということです。
4号機の稼働で北海道電力の供給力は461万キロワットまで増え、去年の実績でみた北海道の10月の電力需要の最大423万キロワットを上回ることになります。
一方、今週前半の再稼働を目指していた2号機については、不具合が見つかったため復旧が10月中旬になるとしています。