日本新聞: 随意契約の備蓄米小泉農相“販売申し込みの1割がキャンセル”

随意ずいい契約けいやくの備蓄びちく米まい小泉こいずみ農相のうしょう“販売はんばい申もうし込こみの1割いちわりがキャンセル”

N2 Aug 5, 2025 11:08 1

Furigana 翻译

今月こんげつ末まつの期限きげんまでに売うり切きれるか不透明ふとうめいだという見方みかたが出でている随意ずいい契約けいやくの備蓄びちく米まいについて、小泉こいずみ農林のうりん水産すいさん大臣だいじんは、販売はんばいの申もうし込こみのあったおよそ30万まんトンのうち、今月こんげつ1日にちまでにほぼ1割わりがキャンセルされたことを明あきらかにしました。

農林水産省のうりんすいさんしょうは、高こう止どまりが続つづいていたコメの価格かかくを引ひき下さげるため、随意ずいい契約けいやくによる備蓄びちく米まいを放出ほうしゅつし、販売はんばい期限きげんを今月こんげつ末まつに定さだめていますが、コメの小売こうり業者ぎょうしゃの間までは売うり切きれるか不透明ふとうめいだという見方みかたが出でています。

この備蓄びちく米まいについて、小泉こいずみ農林のうりん水産すいさん大臣だいじんは5日にちの閣議かくぎのあとの会見かいけんで、スーパーや外食がいしょく業者ぎょうしゃなどが申もうし込こんだおよそ30万まんトンのうち、今月こんげつ1日にちまでに全体ぜんたいのほぼ1割わりにあたる2万まん9000トンほどがキャンセルされたことを明あきらかにしました。

そのうえで小泉こいずみ大臣だいじんは「地域ちいきによっては少量しょうりょうしか入荷にゅうかしていないという不満ふまんの声こえもある」と述のべ、キャンセルの背景はいけいに倉庫そうこからの出荷しゅっかや配送はいそうの遅おくれがあるという見方みかたを示しめし、対応たいおうを検討けんとうする考かんがえを示しめしました。