プロ野球・
中日で、
今シーズン防御率リーグトップで、
去就が
注目される
大野雄大投手が、
今シーズン
取得した
国内に
限ったFA=
フリーエージェントの
権利を
行使せずに、
残留する
意向を
球団側に
伝えたことが
分かりました。
大野投手は
京都府出身の32
歳。
今シーズン、序盤は苦しみましたが、力のある速球にキレのあるフォークボールなどをコントロールよく投げ込むピッチングで、先月にかけて45イニング連続無失点の球団記録を塗り替えるなど調子を上げていきました。
ここまでリーグトップの防御率1.82、奪った三振の数が148個、さらに完封6つを含む10試合の完投で11勝と中日の8年ぶりの3位以上決定の原動力となっています。
大野投手は今シーズン、国内に限ったFA権を取得したことから、去就が注目されていましたが、球団関係者によりますと、先月に入ってから複数回にわたって交渉した結果、大野投手がFA権を行使せずに残留する意向を球団側に伝えたということです。
中日は11日夜、広島市で今シーズンの最終戦が予定され、球団は、今後、大野投手と契約年数や年俸など、具体的な条件について交渉を続けていくということです。