Actualités japonaises: 新型ウイルス肺炎「感染源は市場の野生動物か」中国の専門家

新型しんがたウイルス肺炎はいえん「感染かんせん源げんは市場しじょうの野生やせい動物どうぶつか」中国ちゅうごくの専門せんもん家か

Jan 22, 2020 18:01

Furigana

中国ちゅうごくで新型しんがたのコロナウイルスによるとみられる肺炎はいえんの患者かんじゃが相次あいついでいる問題もんだいで、中国ちゅうごくの保健ほけん当局とうきょくのチームを率ひきいる専門せんもん家かは、ウイルスの感染かんせん源げんについて海鮮かいせん市場しじょうで売うられていた野生やせい動物どうぶつの可能かのう性せいが大おおきいと指摘してきしたうえで、「まだ分わからないが例たとえばタケネズミやアナグマのようなものだ」と述のべました。

中国ちゅうごくの保健ほけん当局とうきょくの新型しんがたコロナウイルスの専門せんもん家かチームのトップで、2003年ねんに中国ちゅうごくで新型しんがた肺炎はいえん「ＳＡＲＳ」の感染かんせんが広ひろがった際さいに、当時とうじの政府せいふの対応たいおうを批判ひはんするなどしたことで知しられる鍾南山なんざんチーム長ちょうが、20日にち夜よる、中国ちゅうごく中央ちゅうおうテレビのインタビューに答こたえました。

この中なかで鍾チーム長ちょうは「現在げんざい出現しゅつげんしている新型しんがたコロナウイルスは、『ＳＡＲＳ』や『ＭＥＲＳ』とは性質せいしつが全まったく異ことなるウイルスだ。感染かんせんは始はじまったばかりで坂さかを上のぼっているような状況じょうきょうなので感染かんせん力りょくや毒性どくせいはそこまで強つよくない。一方いっぽうで、この病気びょうきは始はじまったばかりの段階だんかいなので今いまの致死ちし率りつを全面ぜんめん的てきに説明せつめいすることはできない。この病気びょうきがどう発展はってんしていくか見みなければならない」と述のべました。

そのうえで「武漢ぶかんでも２ふたつの地区ちくでの発症はっしょうが全体ぜんたいの45％を占しめている。２ふたつの地区ちくには比較的ひかくてき規模きぼの大おおきい海鮮かいせん市場しじょうがあり、感染かんせん源げんが何なにかはまだ基本きほん的てきには分わからないが、さまざまな調査ちょうさから見みて海鮮かいせんではなく食材しょくざいとして売うられていた野生やせい動物どうぶつの可能かのう性せいが大おおきい。例たとえばタケネズミやアナグマのようなものだ」と述のべました。