일본어 뉴스: グラミー賞ジャズ作曲家の挾間美帆さんは受賞ならず

グラミー賞しょうジャズ作曲さっきょく家かの挾間はさま美帆みほさんは受賞じゅしょうならず

Jan 27, 2020 08:01

Furigana

アメリカ音楽おんがく界かいで最高さいこうの栄誉えいよとされるグラミー賞しょうにノミネートされたジャズ作曲さっきょく家かの挾間はさま美帆みほさん。受賞じゅしょうはなりませんでしたが、事前じぜんのインタビューで「お客おきゃくさまに新あたらしい発見はっけんを提供ていきょうできるような活動かつどうをしたい」と意気込いきごみを語かたっていました。挾間はさま美帆みほさんは、アメリカ・ニューヨークを拠点きょてんに活動かつどうしているジャズ作曲さっきょく家かです。

おととし発表はっぴょうしたアルバム「ダンサー・イン・ノーホエア」が、ことしのグラミー賞しょうの「ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム」部門ぶもんにノミネートされましたが、受賞じゅしょうはなりませんでした。

挾間はさまさんはニューヨークを拠点きょてんに活動かつどうするジャズ作曲さっきょく家かで、その音楽おんがくはジャズのビッグバンドをベースにしながらも、弦楽器げんがっきなどクラシック音楽おんがくの要素ようそを取り入とりいれているのが特徴とくちょうです。

去年きょねん10月つきにはデンマークのビッグバンドの首席しゅせき指揮しき者しゃに就任しゅうにんするなど、ヨーロッパにも活躍かつやくの場ばを広ひろげています。

挾間はさまさん「ノミネートは通過つうか点てん」

発表はっぴょうのあと挾間はさま美帆みほさんは記者きしゃ会見かいけんを開ひらき「受賞じゅしょうはできなかったが、ノミネートされたことで大だい編成へんせいのジャズというあまりなじみのない分野ぶんやの音楽おんがくに興味きょうみを持もっていただく機会きかいにはなったと思おもう。ノミネートは自分じぶんにとっては通過つうか点てんにすぎないので、今いままでどおり、全力ぜんりょくでいい作品さくひんを作つくる努力どりょくを続つづけたい」と話はなしていました。

ＮＨＫえぬえいちけいのインタビューに「お客様おきゃくさまに新あたらしい発見はっけんを」

授賞じゅしょう式しきを前まえにした24日にち、挾間はさまさんはＮＨＫえぬえいちけいのインタビューに応おうじました。

挾間はさまさんはグラミー賞しょうにノミネートされたことについて「最初さいしょは本当ほんとうに驚おどろいたというのが第だい一いち印象いんしょうです。続つづけてきたことが徐々じょじょに実みを結むすび、より多おおくの方々かたがたの目めや耳みみにとまるようになったことが純粋じゅんすいにうれしい」と語かたりました。

ジャズとクラシックを融合ゆうごうさせた曲きょくづくりについては「作品さくひんに対にたいしてジャンルを名付なづけるのはとても難むずかしいですが、ジャズ作曲さっきょく家かと名乗なのっているのは、やはりジャズの要素ようそを使つかって作曲さっきょくしているという自負じふがあるからです」と話はなしました。

そして「家族かぞくが音楽おんがく好すきだったこともあって、クラシックだけではなくロックやジャズ、合唱がっしょうなど、本当ほんとうにいろいろ聞きいて育そだってきました」と自身じしんの音楽おんがくのルーツを説明せつめいしました。

そのうえで、ジャンルにとらわれず楽たのしんでもらえるような音楽おんがくを作つくりたいとして、「オーケストラが演奏えんそうするジャズ音楽おんがくや、ジャズっぽい要素ようそを使つかった音楽おんがくを通をつうじて、お客おきゃくさまに新あたらしい発見はっけんを提供ていきょうできるような活動かつどうをしたい」と意気込いきごみを語かたっていました。