千葉県の
森田知事は、
過去4回の
知事選挙で
余った
およそ5000
万円の
選挙運動費の
使いみちが
分からなくなっていることについて、「
自分の
政治活動に
使ったもので
法律に
従っている」と
述べ、
問題はないという
認識を
示しました。
千葉県の
森田知事は、
平成17
年以降4回知事選挙に
立候補していますが、
公表されている
資料では、
選挙運動費合わせて
およそ5000
万円が
使われずに
余っていて、
その後の
使いみちが
分からない
状態となっています。
これについて森田知事は、14日の会見で「余ったお金については特に法律で規制は設けられておらず、自分の政治活動に使うことができる」と述べたうえで、「有識者などいろいろな人に会っての情報収集や交通費など、多岐にわたる政治活動に使ったもので法令に従っている」として、問題ないという認識を示しました。
また台風15号が千葉県を直撃した翌日、知事公舎とは別の県庁から30キロほど離れた芝山町にある住宅に向かっていたことを受けて、「居住実態がなく、自宅ではなく別荘と呼ぶべきだ」という批判が出ていることについては、「県庁の仕事があるため、ふだんは公舎にいる」と説明したうえで、この芝山町にしか住宅がないため自宅と捉えているという考えを示しました。
そのうえで「至らない男でございます。いろんな意見を真摯(しんし)に受け止め、謙虚に反省し、教訓として次に備えたい」と述べました。