強い
冬型の
気圧配置の
影響で
北日本の
日本海側と
北陸を
中心に
大雪となり、
東海や
近畿の
平地でもところによって
雪が
積もるお
それがあります。
年末の
帰省の
時期と
重なるため、
気象庁は
大雪や
吹雪による
交通への
影響に
警戒するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと
日本付近は
冬型の
気圧配置が
強まって
上空に
強い寒気が
流れ込み、
北日本の
日本海側や
北陸、
新潟県を
中心に
雪が
強まっていて、ところによって
大雪となっています。
北陸や新潟県、それに関東北部の山沿いでは、午前8時までの12時間に30センチから50センチの雪が降りました。
午前8時の積雪は、
▽山形県大蔵村肘折で1メートル40センチ、
▽新潟県津南町で72センチ、
▽群馬県みなかみ町藤原で56センチ、
▽富山市の猪谷で37センチ、
▽滋賀県長浜市余呉で13センチとなっています。
これから西日本の山沿いでもまとまった雪が降り、東海や近畿ではところによって平地でも雪が積もるおそれがあります。
29日朝までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで、
▽新潟県で80センチ、
▽東北で70センチ、
▽関東甲信で60センチ、
▽北陸と北海道で50センチ、
▽中国地方で45センチ、
▽東海と近畿で40センチと予想されています。
その後も30日朝までの24時間に、
▽新潟県で60センチから80センチ、
▽東北と関東甲信で40センチから60センチ、
▽北陸と北海道で30センチから50センチ、
▽東海と近畿、それに中国地方で20センチから40センチの雪が降る見込みです。
強い冬型の気圧配置は30日まで続き、各地で積雪が増えるおそれがあります。
また、北日本の日本海側と北陸を中心に吹雪となっていて、29日にかけての最大風速は、
▽北海道と北陸で20メートル、
▽東北で18メートル、
最大瞬間風速はいずれも30メートルに達する見込みです。
海上では波も高まり、北海道と東北の日本海側、それに北陸では29日にかけて6メートルの大しけが予想されています。
気象庁は、暴風雪や高波、それに大雪や吹雪による交通への影響に警戒するとともに、電線や樹木への着雪、なだれに十分注意するよう呼びかけています。
空の便 欠航や遅れの可能性
荒れた天気の影響で、空の便は28日、北海道や東北、それに北陸や山陰を発着する便を中心に欠航や遅れが出る可能性があります。東北を発着する便の中にはすでに欠航が決まったものもあり、航空各社は最新の運航情報をホームページなどで確認するよう呼びかけています。
新幹線は平常どおり
JR各社によりますと新幹線はいずれも平常どおり運転しています。
ただ今後、荒れた天気の影響で運休や遅れが出る可能性があり、最新の運行状況をホームページなどで確認するよう呼びかけています。