さいたま
市の
JR大宮駅でホームの
下に
勝手に
入ったとして、20
歳の
専門学校生の
男が
逮捕されました。
警察の
調べに対し、「
ホームの
下で
寝泊まりしていた。
就職で
悩み、
家に
帰りたくなかった」
などと
供述しているということです。
9日昼すぎ、さいたま
市の
JR大宮駅で「
ホームの
下から
煙が
出ている」と
駅の
関係者から
消防に
通報がありました。
警察と
消防が
調べたところ、ゴミ
などが
燃えた
跡があった
ほか、
ホームの
下に
座り込んでいる
男を
見つけたということです。
当初、男は警察官の問いかけに何も答えなかったということで、警察はいったん病院に搬送したあと、ホームの下に勝手に入った建造物侵入の疑いで9日夜、逮捕しました。
逮捕されたのは埼玉県久喜市の専門学校生、木暮陸容疑者(20)で、警察の調べに対し容疑を認め、「ホームの下で寝泊まりしていた。就職で悩み、家に帰りたくなかった」などと供述しているということです。
警察によりますと、発見されたホーム下は空洞のような構造で横に深くくぼんでいるため非常に暗く、向かいのホームから人がいるかなどを確認するのは難しいということです。
警察は、いつごろからホームの下で寝泊まりしていたのかなど、詳しいいきさつを調べています。