アルバイトをしている大学生の平均月収(手取り)は6万1000円と、前年より5500円増えていることが、マイナビ(東京都千代田区)の調査で分かった。
一方、希望月収は前年比+2万8200円の10万7600円と大きく増加しており、実際の月収との大幅なギャップ(−4万6600円)が生じている。
「就職活動を意識してアルバイト先を決めたか」と尋ねたところ、「意識していない」が58.1%と「意識した」の25.8%を上回った。
就活を意識してアルバイト先を決めた人に「重視したこと」を聞くと、最も多かったのは「正しい言葉遣いができるようになる」(43.2%)。次いで「将来の仕事や職業に役立つような経験をする」(38.9%)、「アルバイトを通じて関わる人の数を増やす」(34.7%)が続いた。
インターネットによる調査で、18〜23歳の大学1〜4年生1400人が回答した。調査期間は2月15〜20日。