Japanese News: ボクシング井上尚弥ドネアに勝ち3団体王座統一日本選手で初

ボクシング井上いのうえ尚弥なおやドネアに勝かち3団体だんたい王座おうざ統一とういつ日本にっぽん選手せんしゅで初はつ

Jun 7, 2022 23:06

Furigana

プロボクシング、バンタム級きゅうの2団体だんたい統一とういつチャンピオン、井上いのうえ尚弥なおや選手せんしゅが7日にち夜よる、さいたま市しでWBC＝世界せかいボクシング評議ひょうぎ会かいのチャンピオン、ノニト・ドネア選手せんしゅと対戦たいせんし、2ラウンド、テクニカルノックアウト勝がちで3団体だんたいの王座おうざ統一とういつを果はたしました。

日本にっぽん選手せんしゅが3団体だんたいの統一とういつ王者おうじゃとなるのは初はじめてです。

WBA＝世界せかいボクシング協会きょうかいとIBF＝国際こくさいボクシング連盟れんめいのバンタム級きゅう、2団体だんたい統一とういつチャンピオンの井上いのうえ選手せんしゅは今夜こんや、さいたま市しでWBCのチャンピオンでフィリピンのドネア選手せんしゅとの3団体だんたい統一とういつ戦せんに臨のぞみました。

2人にんは2019年ねん、異ことなる団体だんたいの世界せかい王者おうじゃなどが争あらそう「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ」で対戦たいせんし、この時ときは井上いのうえ選手せんしゅが判定はんてい勝がちをおさめ、きょう7日にちがおよそ2年ねん半はんぶりの対戦たいせんでした。

試合しあいは開始かいし直後ちょくご、お互おたがいに距離きょりを取とる展開てんかいから第だい1ラウンドの終了しゅうりょう直前ちょくぜん、井上いのうえ選手せんしゅが右みぎのパンチを相手あいての顔面がんめんにヒットさせてダウンを奪うばいました。

勢いきおいに乗のった井上いのうえ選手せんしゅは第だい2ラウンドも攻せめ続つづけてドネア選手せんしゅをロープ際ぎわに追い詰おいつめ、最後さいごはパンチを立て続たてつづけに浴あびせて再ふたたびダウンを奪うばったところで、レフェリーが試合しあいを止とめました。

井上いのうえ選手せんしゅは2ラウンド1分ふん24秒びょう、テクニカルノックアウト勝がちで、3団体だんたいの王座おうざ統一とういつを果はたしました。

日本にっぽん選手せんしゅが3団体だんたい統一とういつ王者おうじゃになるのは初はじめてです。

井上いのうえ選手せんしゅは世界せかい戦せんの連勝れんしょう記録きろくを「18」に伸のばし、みずからが持もつ日本にっぽんの男子だんし選手せんしゅの最多さいた記録きろくを更新こうしんし、プロ通算つうさんで23勝負かちまけなしとなりました。

井上いのうえ選手せんしゅ「最高さいこうの日ひになった」

試合しあい後ご、井上いのうえ尚弥なおや選手せんしゅは「ドネア選手せんしゅとの再戦さいせんで、こうして最高さいこうの結果けっかを残のこせたことは満足まんぞくで、最高さいこうの日ひになった」と喜よろこびを語かたりました。

7日にちの試合しあい展開てんかいについては「相手あいての左ひだりフックを開始かいし早々そうそうにもらったことで緊張きんちょう感かんをもって試合しあいを立て直たてなおすことができた。がむしゃらに行いくこともなく、攻せめることができた」と振り返ふりかえりました。

そして、「一方いっぽう的てきに勝かつんだという思おもいで、自分じぶんにプレッシャーをかけて臨のぞんだ。これで1つ上うえのステージに行いけると思おもう。目標もくひょうとする4団体だんたい統一とういつの試合しあいが年内ねんないにかなうとすればバンタム級きゅうで戦たたかいたい」と語かたり、プロボクシングのバンタム級きゅう、主要しゅよう4団体だんたいの王座おうざ統一とういつを見据みすえました。