韓国では5月から旧大統領府である「青瓦台」が一般公開されていますが、訪れた客の9割が満足していることが調査結果で明らかになりました。青瓦台は、これまで大統領府として使われていましたが、5月10日から一般公開されています。
韓国文化財庁の調査結果によりますと、青瓦台を訪れた客の約9割にあたる89.1%が「満足」と回答したということです。
満足した理由としては「内部の散策と観賞」が61.8%と最も多くなっています。
また、青瓦台を訪問した理由としては「大統領府への好奇心」が36.9%で最多でした。
青瓦台の一般公開は尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が「権力の象徴を国民にお返しする」として就任に合わせて行ったものです。
今後は観光資源としての期待が高まっています。
一方、9割が満足とする今回の調査結果に反し、尹大統領自身の支持率は今週、37%にまで急落していて、早くも「黄色信号」が点灯しています。