Actualités japonaises: 新型ウイルスクルーズ船乗客の下船始まる約500人が下船へ

新型しんがたウイルスクルーズ船せん乗客じょうきゃくの下船げせん始はじまる約やく500人にんが下船げせんへ

Feb 19, 2020 11:02

Furigana

新型しんがたコロナウイルスの集団しゅうだん感染かんせんが確認かくにんされたクルーズ船せんで、船内せんないに残のこっている乗客じょうきゃくの下船げせんがさきほどから始はじまりました。厚生こうせい労働ろうどう省しょうによりますと、19日にちは乗客じょうきゃくおよそ500人にんが下船げせんする見通みとおしだということです。これまでに542人にんの感染かんせんが確認かくにんされた横浜よこはま港こうに停泊ていはくしているクルーズ船せん「ダイヤモンド・プリンセス」の船内せんないには、17日にち正午しょうごの時点じてんで3100人にんの乗員じょういんと乗客じょうきゃくが残のこっています。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうは全員ぜんいんにウイルス検査けんさを実施じっしし、結果けっかが陰性いんせいで症状しょうじょうが見みられない人ひとは14日間にちかんの健康けんこう観察かんさつ期間きかんが終了しゅうりょうする19日にち、順次じゅんじ、下船げせんしてもらうことを決きめていました。

船内せんないに残のこっている乗客じょうきゃくの下船げせんが午前ごぜん11時じ前まえから始はじまりました。

午前ごぜん11時じ前まえ、ＮＨＫえぬえいちけいのカメラでとらえた映像えいぞうでは、スーツケースなど大おおきな荷物にもつを両手りょうてに持もった人ひとたちがクルーズ船せんを降おりて船ふねの脇わきを歩あるいていきました。夫婦ふうふや家族かぞく連づれとみられる人ひとたちもいて、下船げせんしたあとクルーズ船せんを振り返ふりかえり船せんに残のこっている人ひとたちに手てを振ふる姿すがたも見みられました。

また、クルーズ船せんでも多おおくの人ひとたちがデッキに出でて、下船げせんし帰宅きたくの途とについた人ひとたちを見送みおくっていました。

ふ頭ふとうの駐車ちゅうしゃ場じょうでは、10台だい以上いじょうのバスが待機たいきしていて、バスは午前ごぜん11時じすぎから主要しゅような駅えきなどに向むけて順次じゅんじ、出発しゅっぱつしています。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうは、下船げせんした人ひとたちについて、自宅じたくなどで通常つうじょうの生活せいかつを送おくってもらい、数すう日間にちかんは健康けんこう状態じょうたいを電話でんわで確認かくにんすることにしています。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうによりますと、19日にち1日にちでおよそ500人にんの乗客じょうきゃくが船ふねを下おりる見通みとおしで、乗客じょうきゃくの下船げせんは21日にちごろまでには終おえる見通みとおしです。

ただし、感染かんせんが確認かくにんされた人ひとと同おなじ部屋へやにいた場合ばあいは、検査けんさ結果けっかが陰性いんせいでも感染かんせんした人ひとが部屋へやを離はなれてから14日間にちかんは船内せんないに残のこり、健康けんこう状態じょうたいに問題もんだいがなければ下船げせんしてもらうことにしています。