新型コロナウイルスの
感染拡大を
受けて、
日本政府は
6日の
閣議で、
水際対策の
強化として
感染者の
多い中国と
韓国について
今月9日午前0時から
発給済みビザの
効力を
停止する
措置を
決めました。
また、
韓国と
香港、
それにマカオについては
現在、90
日間以内の
短期の
日本滞在はビザが
免除されていますが、
これも
今月9日午前0時から
措置が
停止されビザの
取得が
必要になります。
これによって中国と韓国からは外国人は新規のビザを取得しないかぎり、日本には入国できなくなります。
ただ、日本政府は現在、新規のビザ申請は慎重に審査を行う対応をとっていて、事実上、両国へのビザの発給はほとんど行われていない状態となっています。
一方で、すでに日本に入国している人は日本から出国した時点でビザの効力が停止することになります。
一連のビザの制限措置は今月末まで実施されますが、外務省はさらに期間が延びる可能性もあるとしています。
こうした水際対策に関して日本政府は、中国や韓国をはじめとする国際社会との協力を強化するとしています。