新型コロナウイルス感染の治療効果が期待され、トランプ米大統領もツイッターで言及していた抗マラリア薬「クロロキン」を、自己判断で服用したアリゾナ州フェニックス在住の男性が死亡し、妻も重体に陥っていることが分かりました。
同州を拠点とした病院グループ、バナーヘルスが明らかにしました。
夫婦はともに60代で、新型ウイルス感染の治療を試みたとみられます。服用後30分以内に容体が悪化し、近くにある同グループの病院に収容されました。2人がどうやってクロロキンを入手し、どの病院で治療を受けたかは公表されていません。