9日未明に
起きた
島根県西部を
震源とする
地震では
8人がけがをしました。
震度5強を
観測した
大田市では
建物への
被害が
200件以上確認された
ほか、
一部で
断水も
続くなど
生活への
影響が
出ています。
島根県によりますと、
大田市で
震度5強を
観測した
9日の
地震では、
大田市、
出雲市、
奥出雲町で、
大けがの
2人を
含め
合わせて
8人がけがをしました。
また断水は復旧作業で徐々に解消したものの、市内のおよそ360戸で続いているため、10日も市内9か所で給水を行うことにしています。
さらに大田市内では屋根瓦が壊れたり壁が崩れ落ちたりするなど、建物に関する被害もこれまでに224件確認されています。
市ではブルーシートを本庁舎と支所の合わせて3か所で配布するほか、今後、被災した建物が倒壊するおそれがないか「応急危険度判定士」による診断を実施する方針です。
また市では復旧作業を手伝う各地からのボランティアを受け入れる拠点の開設も検討しています。
気象庁はこの地域では過去に規模の大きな地震が起きたあとに同程度の規模の地震が起きたことがあることなどから、このあと1週間程度は震度5強程度の地震に十分注意するよう呼びかけています。