今月3日にキラウエア
火山が
噴火したハワイ
島では
溶岩が
住宅地に
流れ込んで、
これまでに
住宅26棟が
焼けるなど
被害が
拡大していて、
現地の
防災当局は
引き続き
今後の
火山活動に
注意するよう
呼びかけています。ハワイ
島では
今月3日、
島の
南部に
あるキラウエア
火山が
噴火し、
地面に
生じた
亀裂から
溶岩が
周辺の
森林や
住宅地に
流れ込み、
現地の
防災当局によりますと、
一部の
地域では
有毒ガスが
検出されているということです。
これまでにけが人の情報はありませんが、流れ込んだ溶岩によって少なくとも26棟の住宅が焼けるなど、さらに被害が拡大しています。
現地からの映像では住宅の脇から大量の噴石が飛び出ているほか、溶岩が2台の車を飲み込むように流れ込み激しく燃えている様子が伝えられています。
防災当局は、火山の周辺地域の住民およそ1700人に継続して避難命令を出すとともに、噴火が終息する兆候がみられないとして、今後の火山活動に引き続き注意するよう呼びかけています。
4日には、火山活動の影響でマグニチュード6.9の地震が発生し、その後も地震が相次ぐなど地震活動も活発化しています。
日本の外務省は、旅行を予定している人は最新の情報を入手し、安全の確保に十分注意するよう呼びかけています。