世界各国との
貿易摩擦を
生み出している
アメリカの
トランプ大統領が
今度は、
EU=
ヨーロッパ連合からの
輸入車に20%の
高い関税を
課す
構えを
示しました。
アメリカが
鉄鋼製品などの
関税を
引き上げたことに
対抗して
EUが
報復関税を
課したことに
反発したものとみられます。
EUは、
アメリカが
鉄鋼製品などに
高い関税を
課したことに
対抗して、22
日からアメリカの
農産品などに
報復関税を
課しました。
これに対してトランプ大統領は22日、ツイッターに「EUが関税や貿易障壁を取り払わなければ、アメリカに輸入される自動車に20%の関税を課す。アメリカで自動車を作れ!」と投稿し、現在の2.5%の関税を大幅に引き上げる構えを示しました。
EUが報復関税を課したことに反発したものとみられます。
トランプ政権は、安全保障への脅威を理由に、輸入車などに高い関税を課すかどうか調査に入っています。
そうした中で自動車を狙い撃ちにした今回の投稿は、日本の自動車メーカーにとっても気がかりな内容です。
トランプ大統領は中国だけでなく日本やカナダなど同盟国に対しても鉄鋼などの関税を引き上げて摩擦を生み出していて、世界経済への影響も懸念されています。