高校野球の
強豪で、ことし
春のセンバツ
大会にも
出場した
高知高校で、
2年生部員が
1年生を
暴行していたとして、
日本学生野球協会は
来月11
日まで
対外試合禁止の
処分としました。
日本学生野球協会は26
日、
東京都内で
審査室会議を
開き、
高校16
件、
大学1件についての
処分を
発表しました。
このうち、高知高校では、ことし4月から6月にかけて2年生部員が1年生の顔や腹を殴ったり蹴ったりする暴行を振るったとして、来月11日まで1か月の対外試合禁止の処分としました。
春夏合わせて6回、甲子園に出場している群馬の高崎健康福祉大高崎高校では、先月、野球部の寮で2年生部員が1年生の鼓膜を破るなどの暴力が発覚し、活動を自粛していた今月23日までの1か月について対外試合禁止の処分としました。
大学では、東海大北海道が未成年の野球部員29人が飲酒によって謹慎している間に、再び未成年の部員4人が飲酒をしていたことが発覚し、来月10日まで1か月の対外試合禁止の処分としました。
さらに、謹慎中に再び飲酒があったことを野球部の監督と部長が報告せず、「隠す意図があったととられてもおかしくない」として、2人を来年6月まで1年の謹慎処分としました。
東海大北海道は、今月行われた全日本大学野球選手権に出場する予定でしたが、大会の開幕後に辞退していました。